今日、後輩のG君の合唱祭にいった。不覚にも泣いてしまった。
G君の合唱祭への意気込みについては、何度も何度も聞いていた。会うたびに彼はそのことを私に語ってくれたのである。
「来てくれた人を、必ず皆元気にします」
彼はそう決意していた。
今回、このG君の思いを私が聞いていたからこそ、このように感動を受けたのであろうと思う。けれど、仮に私が一流の人間であるならば、G君の話を聞かずとも感動できたのかもしれない。
私の考える一流の人間とは、「他者への想像力をもてる人」である。
自分が見ていないところで、他者は何を考えているのか。何をしているのか。これについて想像できるということだ。
追記
私は劇場でアンケートを求められると何故かしら酷評してしまう癖がある。
「こんな歌、人に聞かせるな」とか、「途中で寝てしまいました」とか。
意味なく酷評するのは悪に通ずる。
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