2007年8月6日月曜日

忍耐、忍耐

昨今、死語化した言葉がある。それが「忍耐」。

努力して、一事を成す心。たゆまぬ心。この精神が消えている。

学問も夢も、忍耐して努力することでしか成すことが出来ない。そして忍耐することで、はじめて自分が強くなれる。自分が思いもしなかった自分になれる。

しかるに、「タイゾー化する子どもたち」との本にあるとおり、現代は努力無しでいきなりの成功を狙う者が多い時代になった。忍耐が古臭くなった。今はこれでいいかも知れぬが、忍耐しない習慣が普通になればこの国はどうなってしまうのだろうか。

0 件のコメント: